杉の湯　歴史講座～ならまほろばソムリエの吉野の歴史講座

「杉の湯　歴史講座」

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毎年２月５日に行われる「御朝拝式」は、途切れることなく５６０回を数えます。杉の湯では、川上村の歴史を学ぶ上でも重要な「後南朝」について、１月、２月に歴史講座を開催したいと考えます。

■講師　前田　景子（奈良ソムリエ）

■対象　宿泊者限定（希望者のみ）　事前予約必要

■時間　　PM５：００～５：３０　　※前田出勤日に限る

■場所　　　５０３号室（平成２６年天皇皇后両陛下が休憩された御部屋）

■朝拝式について
　足利義満の提案により明徳３年（１３９２年）に南北朝合一された際、南朝と北朝が交代で皇位につくことが約束されたが、その約束は守られず、南朝の皇子たちは、吉野に逃れました。その後北朝側の赤松家一党によって、南朝の流れを受け継ぐ自天王は若くして悲しい最期を遂げました。その惨事を伝え聞いた川上郷士たちは赤松家一党から自天王の御首を取り返し、金剛寺に手厚く葬ったと伝えられています。自天王の御首を取り返した川上郷士の雄志は代々語り継がれ、１４５９年から毎年２月５日には、遺品の兜等を拝する朝拝式が行われています。





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