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杉の湯ブログ

〜吉野杉の杜に包まれた優美なホテル〜 ホテル杉の湯から、季節の杉の湯のプラン、川上村のイベントなど魅力をいっぱいの情報を発信していきます。

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2018年02月17日

歴史の謎に迫る! 「いた!いなかった!聖徳太子」鉄田憲男氏講演会

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【シリーズ講演会】いた!いなかった?聖徳太子
~ナゾに包まれた聖徳太子の実像に迫る~ 講師 鉄田憲男 氏

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毎回人気の講演会です。ユニークで温かい視点から奈良の歴史をわかりやすく紐解きます!

日程   平成30年3月7日(水)

時間   15時30分開演  (16時50分終了予定)

開場   ホテル杉の湯 金鱗の間 (2階宴会場)


第15回を迎えるシリーズ講演会。今回のテーマは「いた!いなかった?聖徳太子」です。
奈良県にゆかりの深い聖徳太子。近年になって『聖徳太子はいなかった』という本が出たり、教科書の表記を「厩戸王」とするか「聖徳太子」でモメたり、と物議をかもしています。そこで今回は沢口靖子主演のドラマ『科捜研の女』と同じ手順で、太子の死後に彫られた法隆寺金堂「釈迦三尊像」の碑文からさかのぼり太子の生前の実像に迫ります。今回もたくさんのご参加をお待ちしています!

☆参加無料  申込み不要です!ぜひご参加ください。

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講師  鉄田 憲男 氏 (てつだのりお)

NPO法人「奈良ソムリエの会」専務理事。南都銀行公務・地域活力創造部観光戦略室シニアスタッフ(嘱託)
奈良のうまいもの大使 (一般社団法人「奈良のうまいもの会」認定
tetsudanorio

《プロフィール》  1953年紀州九度山に生まれ。大阪大学経済学部、早稲田大学文学部卒業。1978年南都銀行入行、奈良市に移り住む。(現在に至る) 2005年 個人ブログ「どっぷり奈良漬け」をスタート。  2011年奈良のご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」の合格者などを対象に奈良まぼろばソムリエ会を設立する。現在専務理事。同年、奈良の情報発信やPRに貢献したとして知事表彰(第2回あしたの奈良表彰)受けた。



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☆お問い合わせ 一般財団法人グリーンパークかわかみ 
電話 0746-52-0333

〒639-3553 川上村大字迫695(ホテル杉の湯内) 
  


Posted by ホテル杉の湯 at 11:12Comments(2)豆知識 講演会

2016年08月07日

山林王 土倉庄三郎の生涯~鉄田憲男氏講演より(3)

4 庄三郎の軌跡

「吉野山の桜を買った話」
1868年(明治元)年に神仏離令、明治5年に修験道禁止令。大阪の商人が吉野山の桜の木を買いに来る(薪にするため)

吉野山の住人は了承したが、庄三郎は反対。代金全額(五百円か八千円)を庄三郎が負担して買い戻した。
「新政府が出来て、外国人が訪ねてくる。その日のために吉野山の桜は保存すべき」。

「木馬曳(きんまひ)き」
1868年、木材運搬のために木製の橇(そり)を考案。吉野で初。ここから全国に広まり、昭和30年代まで使用されていた。

「青山20分の一の出資」
国道169号線(奈良市~新宮市東熊野街道)を事実上建設したのは庄三郎。山林評価額の20分の一の金額を出資させた。

・土倉家は表向き十数万円だが、その数倍を負担。
「山林を処分し、資産の三分の一をつぎこんだ」とも。

「土倉街道」
(吉野~三重大杉谷の木材を運搬するための林道を整備)伊勢の海産物が川上村へ。古川嵩(かさむ)に協力し、道路建設・大台教会建設も。

「奈良公園。春日山原始林」杉、檜30万本、果樹1500本、細かく技術指導。第二室戸で花山は損害なし。

「上野・内国勧業博覧会に出品」
13床(艘)の筏/11庄の筏/垂木15年生/磨丸太40年生/樽丸120年生/杉酒樽140年生/栂椗柾500余年生など

「銀行・鉄道会社」
吉野木材銀行(南都銀行の前身銀行)、吉野鉄道(近鉄吉野線)の設立に関与。

『評伝 土倉庄三郎』「彼の手腕によって利殖したものは祖父伝来の総量の二十分の一にも足りないのでは」。山林王というより「国士(=憂国の士)肌の林業指導者であり、近代林業のパイオニア」。

「日本林学の父・本田静六」
「赤松亡国論」「吉野の造林法とドイツの造林法の学理に拠りて、漸(ようや)く日本の造林学を構成せり。而(しか)して、其の吉野の造林法とは、実に土倉翁に就て学び得たるものなり」

「年々戦勝論」
日清戦争では、莫大な軍事費を費やしようやく得たものは、他国の干渉で変換、多くの兵士を喪失。→荒野に気を植えれば、巨万の富を得ることができる。

・・・つづく  


Posted by ホテル杉の湯 at 12:01Comments(0)豆知識

2016年07月20日

山林王 土倉庄三郎の生涯~鉄田憲男氏講演より(2)

1、土倉庄三郎の生い立ち

家伝によると、楠正成の三男・正儀(まさのり)の子が当地に住み着き、土蔵家を創始(室町時代)
・庄三郎は13代目。庄三郎の父は土蔵姓。庄三郎から土倉に。土蔵は質屋(金融業)のこと。
・山林取引で文化年間(1804年から15年)に大きく成長
・明治20年の年収は11万円で当時の三井家に並ぶ。
・庄三郎は三代目庄右衛門の長男として1840(天保11)年大滝村に生まれた。

2、庄三郎の青年時代
(中略)
・16歳の時、「宇兵衛事件」。西奥郷(現在の五條市西吉野町から下市町)の宇兵衛が、五條代官所と結託(賄賂)、「吉野郷材木方」の総代になろうと画策した。庄三郎は代官所に抗議し、取り消させた。
・実力が認知され、病気がちの父も庄三郎に家業を任せるように。
・26歳で結婚。相手は下市町の旅籠の看板娘。

3、口銀(くちぎん)問題
・江戸初期、岩出(紀州藩)に看取所が設けられ、筏を見分。材木価格の10分の一の口銀(藩の税金)が取り立てられる。
・明治時代に撤廃運動がおこり、庄三郎が旅費を出して東京へ嘆願。→口銀が全廃。
・しかし口銀の半分を河川改修費や育林日に充当することにし、地元に還元。→村財政が安定した。
・この時期、庄三郎は父の元で林業を学びつつ、「口銀問題」を通じて政治への関心を高めた。


・・・つづく  

Posted by ホテル杉の湯 at 09:00Comments(0)豆知識

2016年07月14日

山林王 土倉庄三郎の生涯(1)~鉄田憲男氏講演会より

ホテル杉の湯で何度も講演いただいております鉄田憲男氏の6月1日講演からご紹介させていただきたいと思います。奈良吉野の産業、文化、歴史の深い知識と思いを語っていただました。内容が深いものですので、何度かに分けて掲載したいと思います。

ストーリー概要

造林発祥の地である奈良県吉野地域には約500年にわたり培われた造林技術により育まれた重厚な深淵の絨毯の如き日本一の人工の森と森に暮らす人々が神仏います地として守りづつける野趣あふれる天然の森が、訪れる人々を圧倒する景観で迎えてくれる。

ここに暮らす人々が、それらの森を長きにわたって育み、育まれる中で作り上げた食や暮らしの文化が今に伝わり、訪れる者はそれを体感して楽しむことができる。

土倉庄b三郎とは
(南都銀行「奈良ゆかりの人々」より)
・奈良県の面積の約70%は山林。特に吉野地方は昔から林業が盛んで良質の吉野杉が特産品。
1840年(天保11年)川上村で生まれた土倉正三郎は林業により大きな功績を残し「吉野林業の父」。
・山林経営者だった父の影響で、16歳で家を継いだ土倉や吉野材木方の代表として林業発展に注力。
・最初に手掛けたのは、効率的な木材輸送。筏流しの水路整備のため、吉野川を改修し、道路の整備に莫大な私財を投入して、道路を建設。
・造林法を研究し優良材を多く生産できる工夫を案出。
・「密植・多間伐・少主伐」が特徴の土倉式造林法を紹介した『吉野林業全書』は今、林業家のバイブル。
・全国で講演指導を行い、林業発展に尽くし、静岡県天竜川流域、群馬県伊香保などで成果。
・晩年は川上村村長となり、村有林も育成。

・地場産業発展に貢献する一方、政治家や社会運動家とも交流。自由民権運動を進める板垣退助の西欧視察への旅費援助は有名。
・土倉の造林法により、乱伐で低下していた国内の森林率は回復し、森林を守る活動は今も継続。

・・・・(2)に続く

_____

鉄田憲男氏
 (南都銀行公務地域活力創造部 勤務 )
NPO法人奈良まほろばソムリエの会 専務理事。奈良佐保短期大学講師。  

Posted by ホテル杉の湯 at 10:35Comments(0)豆知識

2016年05月10日

産経新聞さんの記事にも│まほろばソムリエ

今年1月に実施された奈良まほろば検定で、見事「まほろばソムリエ」に合格した、当ホテルの前田さん!5月10日の産経新聞にも記事を載せていただきました。記事によると、受験者203名中わずか48名の合格。ほんとにすごいことだと、一同改めて尊敬いたします。勉強も仕事と家事の合間で大変だったことも。奈良の歴史は深く深く、本当に素敵です。お客様にも地元の方にも川上村や吉野地域の歴史や文化の面白さを伝えてくださいね。

  

Posted by ホテル杉の湯 at 23:13Comments(0)豆知識

2013年04月21日

え・えエッー

時々、
エントランスのシャンデリアの電球が切れたらどうするの??って
聞かれます。
2階の天井まで『吹き抜け』になっていますから・・・
梯子を使うと、危ないし???ガーン

実は、昇降式になっています。
今日は球の交換日でしたので撮影しました。カメラ


     

     

     

                トラ  ゆ き ニコニコ




  

Posted by ホテル杉の湯 at 19:32Comments(0)豆知識
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